思う事

東北地方太平洋沖地震の影響が各所に出ていますね。
亡くなられた方も多数いらっしゃっるとの報道がなされています。
心からお悔やみ申し上げます。
また、被災された方々には、一日も早い復興を願っています。

地震当日、オイラは高崎にお米の配達の途中の車内でした。
カーラジオから、聞き慣れない緊急地震速報のチャイムが。。。
地震か・・・と聞いていたら、地震は東北地方の宮城県岩手県との事。
急いで岩手の母に連絡するも携帯は出ず。
外に飛び出したかな・・なんて思っていたら、震度がハンパじゃない。
慌てて電話を掛け続けるも繋がらず。
群馬の揺れも凄かったので、自宅のJr.やカミさん、お酒類が心配になり電話するもこちらも不通。。。とりあえず仕事を早目に切り上げ帰社。自宅は幸いにも全くダメージ無しでした。
しかしながら、実家とは依然連絡が取れない。
ラジオからは、津波が10mなんて報道がされている。
実家の奥州市は内陸なので、津波の心配は無かったけど、やはり安否は心配である。

結局実家と連絡が取れたのは、夜8時頃でした。無事だが停電で寒いとの事。
石油ストーブも、余震がきたら怖いから使えないらしい。。。ホッカイロを貼り早々に就寝したらしいが、余震で熟睡は恐らく出来なかったと思う。

結局電気が来たのは3日後で、そこで初めて映像で沿岸部の惨状を見てビックリしたらしい。


マスコミの報道の在り方は、この様な大災害がおきたりした時に改めて考えさせられる。逐一視聴者に情報を伝えるという趣旨は良く分かるのだが、過剰な取材や、被災者の心情を考えていない報道も多々有るのではないでしょうか？津波で壊滅状態の街を再三に渡り映し出したり、被災者にインタビューしたり。。。
あるテレビ局のKアナが現地取材をした一場面では、

Kアナ「助かって良かったですね。」

被災者「ありがとうございます、隣のおじいちゃんと励まし合って一晩頑張ったんです。」

Kアナ「あそこのおじいちゃん亡くなったそうですよ。」

被災者「え〜！どうして！！」（涙）「助けられなくてごめんなさい。。。」

ここまで取材はしたにせよ、放送してよいものなのか。。。
非常にテレビを見ていて心が痛んだ一場面であった。
これ以来、テレビは必要時にしか見ず。ずっとビデオを見る事にしました。

だって、テレビを見る度に見ていられなくなるんだもの。。。

必要な事は、こんなインタビューや、津波の傷跡ではなく、安否情報ではないか？家族と連絡が取れていない人たちをNHKのTVとラジオ同時に放送するとか、ホームページで名前で安否情報を検索出来るようにするとか、もっと考えるべき事は他にも沢山有ると思う。
オイラもそうで有る様に、津波の様子などは、興味はみんな有るでしょうし、知りたいでしょうが、それは一日で沢山。。。

もっと、我々のような傍観者の為ではなく、被災者の方々のためになる放送をすべきではと思うオイラでした。